無名異焼  赤水窯

(新潟県佐渡市相川)

人間国宝 五代 伊藤 赤水 作

小生この度の佐渡への旅は国際保護鳥天然記念物のトキを見学に行
くのが最大の目的でしたが、やはり窯元めぐりの血が騒ぎます。何とかレンタカーを調達し窯元へ走りました。
当窯元は、重要無形文化財保持者(人間国宝)五代伊藤赤水先生の窯元で無名異焼の第一人者であります。
佐渡の金銀山の金鉱脈から産出され赤褐色の粘土を素材として二百年の間この地において焼き継がれている陶器を無名異焼と言います。
当赤水窯は天保年間に開窯された伝統窯で、初代伊藤赤水より現在で五代になるとのことです。
洗練され且つ研ぎ澄まされた造形美と赤褐色の土、さらにそれらを引立たせる白い釉。逸品です。 

佐渡市相川市街地にある赤水窯自宅ギャラリー

絶景、地鬼ケ城を見下ろす景勝地に立つ伊藤赤水作品展示館

窯元近くにある 史跡 佐渡金山