笠間焼 やまさき陶苑
(茨城県笠間市笠間)
山崎 雅宏 作
当窯元オリジナルの釉薬を使った布目緑釉のぐい呑みです。
笠間焼、益子焼は、四国出身の小生は、土地柄よく似たものと思っておりました。が・・・大きな間違いでした。小生、ご当地、笠間にしか訪問しておりませんが、やはり此処に大きな違いがあり、また、今頑張っていらっしゃる各窯元は、当地の伝統守りつつ独特の特徴を発揮されておりました。
さて、当窯元は笠間陶の小道にありました。解説には、このように書かれておりました。
”次の3つのテーマで作陶しています。”
1.笠間の土を使い土味を生かした器づくり。
2.使うほどに味わいの出る器づくり。
3.生活に密着した器づくり。
本逸品、手触りは手に優しくぴったりと、とても握りやすく、色彩は目に優しく緑色の布目部と茶色の土の色のが、どことなくホッとした感じで、すなわち、まぎれもなく3つのテーマで生まれたきた逸品だと思います。
笠間焼 陶の小道
窯元風景
窯元風景
笠間稲荷宮
色々な作品があった 日動美術館
茨城県陶芸美術館