飯能焼 飯能窯

(埼玉県飯能市苅生)

虎澤英雄 作

昭和50年に虎澤先生が飯能窯を築き、飯能焼を
100年ぶりに復活されました。
飯能の土100%の他、釉薬の発色を重視した逸品です。
先生は、以前体調を崩され、その療養中に自然や生命の
有難さに更に気付かれ、この翠青磁、すなわち、水と命を
追求されておられます。
どこまでも、静謐で心にしみる翠色は未来の地球の求める
自然の色であり、陶工に夢を与えておられます。
又この翠青の器はイタリア・ファエンツァ国際陶芸展で
金賞も受賞された逸品です。

飯能焼 飯能窯 風景

虎澤先生に翠青磁について教わりました。
当窯の帰りに東京大丸ミュージアムで第18回
日本陶芸展に角大皿を出展されていると伺い
当然のごとく見学に行った小生でした。