越前 織田焼  左近窯

(福井県丹生郡織田町)

左近 精右ヱ門(強) 作

越前(福井県)訪問にあたり越前焼について調べました。
その中で、小生の心を引いたのは、当窯元の紹介のページに左近先生の言葉でした。そこには当窯元の説明に加えこのようなことが書かれていました。
”織田町の平等で焼物を続けて50年以上。
家業を継ぐためだけに始めた左近さんの織田焼も、今では織田と「自然釉」の魅力に深く引き込まれている。「釉を使わないから、土味と薪窯、そして灰で出来上がる模様は、1つとして同じものはない。焼き上がるまで分からないんです。でも、その『出たとこ勝負』的な作り方が面白いし、好きなんです」釉薬を付けない焼物は、まるで顔があるようで、それぞれが違う表情を見せてくれる。そしてその違いが魅力となり、さらなる創作意欲をかき立てる”。
当日は、国民文化祭の会期中で特別に、越前陶芸村で陶器市が開催されており先ずは、情報収集もかねて訪問しました。
すると、左近窯も出展されており、なんとラッキーなことに左近先生とここでお会いすることが出来ました。先生は伝統工芸士でもあられ本物の作品を見ると圧倒される作品ばかりでした。先生に薦めていただいた、この逸品。言うことなしです。まさに、土の力強さ自然釉の美しさ小生の求めていたそのもの以上のものでした。

越前陶芸村の陶器市

越前陶芸村

越前陶芸村の陶器市で左近先生と

越前陶芸村に展示してある
先生の作品

越前陶芸村

福井城址