赤膚焼 正人窯

(奈良市赤膚町)

八代目正人 大塩正義 作

赤膚焼の歴史は古く、四百年の伝統があります。
江戸時代には、茶人 小堀遠州の七窯のひとつに
数えられています。
赤膚山の鉄分を多く含む、良質の赤土は素焼きのあと
赤褐色の膚となりそれが赤膚の由来といわれています。
この逸品にも描かれている奈良絵は赤膚焼の代表的な
絵柄です。遥か昔、平城の都の雅を感じさせます。

赤膚焼 正人窯